
2022年7月、安倍元首相が凶弾に倒れて帰らぬ人となったが、容疑者・山上徹也の殺害動機には母や財産を統一教会に奪われたので、SNSでしきりに関係を示唆されていた安倍元首相が象徴として選ばれたという事実があった。
そして、この統一教会問題ならびにカルト問題がクローズアップされており、自民党の屋台骨すらも揺るがす問題となって今も激震が続いている。
こうした中、かつて日本を震撼させたカルト教団・オウム真理教の信者であり、袂を分かち、現在は脱麻原・反麻原派を主張する「ひかりの輪」という宗教団体の代表をしている上祐史浩は何を思っているのだろう?
先日、この上祐史浩氏にインタビューする機会を得た。上祐氏は何を思い、何を感じ、これから日本の宗教や未来はどうなっていくと考えているのか。以下、前回のインタビュー記事に続く後編を公開したい。
後編もアップしました。
宗教について上祐さんの深い考察が読めます。
戦争と宗教の関係は興味深いですね。
上祐氏との対談、大変興味深く読ませて頂きました。上祐氏はなんだか宗教学者の様な人になってるんですね。
キリスト教、イスラム教に加え仏教ですらも私兵(軍隊?)の様なものを持っていて、異教徒を差別したり、異教徒の国を殺戮、占領していますよね。仏教は言語と生い立ちから仏教国内での闘争であったのでしょうが、その国に馴染むように自在に変化して世界中に信徒を増やして来たのでしょう。海外にいても創価やエホバの勧誘は今でもありますので、「頑張ってるなぁ」という印象を受けます。
アステカ文明を滅ぼしたスペインの大義は「生贄で殺されるような宗教の国をからキリスト教が助けに来た」という説もあるので、宗教と戦争は切っても切れない関係がありますよね。イギリスがアメリカを侵略したのも経済発展の為の植民地政策を上手く宗教に絡めたように思えます。(聞きかじり+不勉強なままの知識ですみません)でも、こういった宗教と秘密結社のファンタジーが好きです。イルミナティやフリーメイソン、、全く存じ上げませんが、詳しい方、いろいろ教えて欲しいです。