インドのテレビ局が、「ここだけは行くな」と「2012年版・世界で最も危険な街」を特集している。インドのマスメディアはよくこのような特集をしていて見ていて飽きない。
インド人は「印僑」と呼ばれる世界各国に散るビジネスマンが多くいて、こういった特集はただの娯楽ではない。
出稼ぎに行く下層の労働者も多く、中東やアフリカにもインド人が溢れているのはよく知られている事実だ。
彼らには生命がかかっている。下手すれば自分たちが巻き込まれて殺されるかもしれない。
だから、インドのマスメディア記事では日本と違って非常に国際的なものも多く、シビアに世界の現状を捉えている。
そんな中で、インドのマスコミが「今、ここだけは行くな」と警鐘を鳴らしている「最悪の街」とはどこなのか。
犯罪、誘拐、殺人、自爆攻撃、レイプ、ドラッグ……。
インド人すらも見捨てている「世界最悪の都市」を、ここで紹介してみたい。