2008年から2010年、タイはタクシン派と反タクシン派が激しく衝突してバンコクが市街戦のような状況になり、スワンナープ空港もデモ隊が押し寄せて閉鎖されるような最悪の状況になっていた。
やがて2011年にはインラック政権ができたが、しばらくすると今度は史上最悪の大洪水に見舞われた。(2011年10月。タイで未曾有の洪水災害。過去最悪の災害か?)
皮肉にもこの大災害で国民は政治闘争どころではなくなり、2012年はここ最近のタイにしては比較的「平穏」な年になり、それが現在も続いている。
タクシン派と、反タクシン派の対立は、もう終わってしまったのだろうか。実は、それがまた再燃しつつあるようだ。
2013年7月14日にもタイでは「白仮面デモ」が行われており、インラック首相に抗議を突きつけており、それが徐々に広がりつつあるという。