2021年6月19日、NY市議会議員に立候補していたザック・ワイナーという26歳の候補者の「性的倒錯」の性癖が何者かにTwitterで暴露されて騒動になっていた。
彼は全裸で縛られ、口にはボンデージ専門の猿ぐつわがはめられ、目隠しされ、乳首にクリップを挟まれて女性にいたぶられていた。俗に言う「SMプレイ」で、彼はM(マゾ)として女性に攻められている光景であった。
この生々しい動画は男性が市議会候補のザック・ワイナーであると名指しされており、女性は彼の元ガールフレンドであった。
彼を知る者はすぐに、これがザック・ワイナーと元ガールフレンドであることが分かった。これは高画質動画からキャプチャーされたものだったが、場所もミッドタウンのパルテノンスタジオであると判明した。
SMとは程遠い生活をしている私たちには知る由《よし》もないことだが、SMプレイというのは、何かと大道具・小道具が必要なプレイで、ムチやらロープやら猿ぐつわのようなものだけでなく、「SM専用の貼り付け台」「SM専用のイス」「SM専用の机」「SM専用のベッド」なるものまである。
個人がそうしたものをすべて揃えるのは大変なことである。だから、SMプレイのためのスタジオというものがあって、SM愛好家がそうしたスタジオで日夜、狂態を繰り広げているというわけだ。
この『パルテノンスタジオ』というのはニューヨークのSM愛好家には有名なスタジオであると説明されている。本格的にSMプレイをするNYのSMカップルが数々の道具が揃ったこのスタジオで思う存分性的倒錯者を楽しんでいたのだった。
どういった動画なのかは、まずは自分の目で見て欲しい。このようなものだった。