◆先進都市「香港」で暮らす貧困層の、劣悪で問題のある住環境

◆先進都市「香港」で暮らす貧困層の、劣悪で問題のある住環境

香港は中国であって中国ではない。香港は金融都市であり、観光都市であり、自由貿易都市である。そして、非常に裕福な国、裕福な人たちが住む地域というイメージがある。

しかし、香港は狭い地域だ。日本で言えば、札幌市と同じくらいの広さしかない。

あまりにも狭い地域なのだが、そこに大量の人々がなだれ込んでくる。現在、700万人が住むと言われているが、それは公称であり、実際には約800万人と見るのが実態に近いのではないかとも言われている。

人口密度は世界でも一、二位を争う国でもある。そこで、建物は上へ上へと伸び続け、世界でも類を見ない高層ビル都市になっている。

もちろん、香港にも貧困層が大量にいるのだが、貧困層もまた高層建築物に暮らす。他の国のように、地上のバラック小屋に住むという選択肢がない。

かつて香港には九龍(クーロン)城と呼ばれる貧困層が暮らす高層スラムもあったのだが、1987年に閉鎖されて、もう覚えている人も少なくなった。(ブラックアジア:かつて、香港の魔窟と言われた九龍城(クーロン城)の光景

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