◆メタモルフォーゼ。外観も態度も話し方も変わり、抜けられなくなる女性たち

◆メタモルフォーゼ。外観も態度も話し方も変わり、抜けられなくなる女性たち

「彼女はスレてしまった」という言葉は、夜の世界にいる男がひとりの女性を評価するのによく使う言葉である。

最初にセックス産業に入った女性は、まだ真夜中の世界やルールに慣れていない。態度は固く、よそよそしく、防御的で、男たちの剥き出しの性欲や、露骨な性の要求には不快感を隠せない。

セックス産業は慣れていない女性が次々とやってくる新陳代謝の激しい場所なので、そういった「業界未経験の新人」がたくさんいる。男たちの中には、まだセックス産業に馴染んでいない未経験女性を「初々しい」と言って好む男もいる。

コロナ禍で経済的に困窮してしまった女性たちが感染リスクを知りながらも風俗の世界にやってきている。

それを見て、嬉々として「新人」を喰い漁っている男たちもいる。こうした「新人喰い」の男たちは、今まさにこの世の春を謳歌している状況だ。(ブラックアジア:コロナ禍の風俗の世界で、ミソジニストも新顔を狙ってサメのように姿を現す

「セックス産業を好む男というのは二種類いる」と言っている人もいる。「プロ好きの男」と「素人好きの男」である。

セックス産業では、その世界に適応して性サービスのプロと化した女性も好まれるのだが、面白いことにまったく真逆の素人同然の女性もまた好まれる。

つまり、どちらの女性も居場所があるということだ。

しかし、業界未経験だった女性も、だいたい半年もするとすっかり見知らぬ男に性サービスをする環境に馴染んでしまって当初の初々しさを失う。恥じらいを捨て、男たちの剥き出しの性欲に何も感じなくなり、露骨なセックスの要求にも動じなくなっていく。

私も最初の印象と久しぶりに会ったときの印象がまったく違ってしまった女性を今までたくさん見てきた。その激変ぶりに印象に残った女性も多い。

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

ブラックアジア会員登録はこちら

CTA-IMAGE ブラックアジアでは有料会員を募集しています。表記事を読んで関心を持たれた方は、よりディープな世界へお越し下さい。膨大な過去記事、新着記事がすべて読めます。売春、暴力、殺人、狂気。決して表に出てこない社会の強烈なアンダーグラウンドがあります。

会員制カテゴリの最新記事