モロッコは2011年1月のチュニジアのジャスミン革命で同じく動揺した北アフリカのイスラム国家だ。この国ではイスラムの戒律にしたがって、女性の貞操は非常に厳しく「管理」されるのだという。
他のイスラム国家と同じく、「結婚前に処女でなければ売春婦だ」と断言するまでに処女性を重視しており、実際に処女でなくなった女性はたとえレイプされたとしても売春女性と同じに扱われる。
処女とは、単に男と寝たことがないという「状態」である。そこに何か意味があるのかどうかは知らないが、イスラム教とは非常にそれを気にする。
処女性を重視するような文化、哲学、社会で暮らしていれば、誰しも疑いもなくそのように思うようになるのかもしれない。
こういった厳格なイスラムの文化が1961年から正式に国教として採用され、モロッコに根付いてしまったのは人類の最大の不幸だったと言う人もいる。
なぜかというと、モロッコ人の女性は非常に「美しい」と言われているからである。