ロシアや旧ロシア圏だった東欧は、1990年は国家破綻寸前にまで転がり落ちて、ロシアだけはプーチンの登場で何とか立ち直ったものの、東欧は未だに貧困国家と言っても過言ではない。
東欧とは、具体的に言えば、ウクライナ、ベラルーシ、モルドバを指すが、現在は中欧として扱われているスロバキア、チェコ、ハンガリー、ポーランドも広義の意味では東欧に含めてもいいかもしれない。
1990年から2000年まで、どうしようもない貧困に落ちたこれらの国は、大量の女性が売春女性として世界各国に売られていった。日本にも来ていたし、東南アジアにもこういった女性たちがたくさんいた。
その後、ロシアが経済的に落ち着くにつれて、こういった女性は徐々に数が減ったが、ゼロになったわけではない。
いったん人身売買のルートが生まれると、貧しい女性は常に売春のターゲットにされるからだ。それに、需要がある。
実は、他の地区の女性など見向きもせず、東欧の若い女性だけを専門にしているハイエナたちもいる。その理由は、単純だ。