◆環境セクハラ? フェミニストが嫌う「巨乳」というセックス・シンボル

◆環境セクハラ? フェミニストが嫌う「巨乳」というセックス・シンボル

2020年10月。広告に絡んで、興味深い炎上事件が起きていた。

新橋で『イースト駅前クリニック』というED治療専門のクリニックがある。このクリニックの新橋駅前の看板広告が「環境型セクハラ」だとしてフェミニストたちに批判され、撤去されたというものだ。

その広告は、クリニック名が書かれたTシャツを胸の大きな女性が着ているものだったのだが、広告の意図通りそれは非常に目立った。

すると、フェミニストたちはこれを「女性をモノとして扱った女性蔑視の広告」として激しく批判した。

「女性の身体を性的に利用したセクハラ広告」「環境セクハラ」と攻撃されたので、この広告は別の広告に差し替えられたのだが、そうすると今度は男たちが「脱いでもいない広告なのに、フェミニストは過剰反応している」と反論した。

フェミニストにとっては、それは「許されないセクハラ広告」でしかなかったのだが、男たちにとっては「ちょっと目を惹くが何てことはない広告」であって、両社の意識の差はかなり大きなものがあった。

フェミニストたちにとって女性の胸が強調された男性目線の広告は、たとえそれが剥き出しのヌードではなくても、「性的な感情を惹起するもの」であり、そうである以上はセクハラ広告であるという意識となる。

しかし、多くの男はまったくそう思わなかった。「胸が強調される巨乳の女性がTシャツを着ている広告にも文句を垂れるのだから、フェミニストは頭がおかしいのではないか」とSNSに書いている人もいた。

「こんなセクハラまがいのいかがわしい広告をデカデカと街の広告に載せること自体が不快でやりきれない」と思うフェミニストに、「女性の下着の広告には文句を言わないくせに、胸が強調される広告だけは文句を言うのだから、フェミニストは巨大な胸にコンプレックスがあるのではないか」と思う男たち。

どちらの言い分にも賛否両論があって、だからこのED治療専門のクリニックの広告は激しく炎上した。

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