2014年5月27日、ユニセフは、ソマリアが再び人道危機に直面していると発表している。
ソマリアは失敗国家の典型として何年も放置され続けてきており、2011年にも国土の大半を大干魃によって飢饉が襲いかかった国だ。
あれから何とか持ち直したものの、内戦で荒廃した国土はまったく再生することができず、このままでは再び同じような飢饉が襲いかかる恐れもあるとユニセフは述べている。
この国家崩壊して内戦状態にあるソマリアで、唯一、医療サービスを行っているのがユニセフだ。
支援金はまったく足りておらず、このままでは半年以内に約20万人の子供たちが餓死する可能性があると言われている。
しかし、すでに国際社会はいつまで経っても復興できないソマリアを完全に見捨てており、ユニセフの呼びかける支援金はほとんど集まっていない。
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