日本の風俗はデリヘルで90分2万円から3万円が相場なのだが、国外をうろうろしていた人間にとってはこの価格は驚くほど高額に見える。
そのため「日本の風俗を使いたくない」と考える男もいるし、仮に使うとしても「どうにかして自分の意に適う女性と確実に会いたい」と切実に思う男も出てくる。
何しろ「デリヘル」というのは、ドアを開けるまで相手がどんな女性なのかまったく分からない。
「インターネットで女性の写真(パネル)があるではないか」とは言っても、そもそもそのパネルそのものが詐欺的なもので実体を示していない。
写真は光源でごまかされ、角度でごまかされ、フォトショップで原型がないほどごまかされる。さらにはパネルを見て選んだのに別人が来たという詐欺も日常茶飯事で起きる。
どんな嬢が来るのか分からないのに2万円も3万円も払わなければならないのだから、「どうにかならないのか」と男たちが思っても不思議ではない。もっとも、この悩みに関しては、日本では簡単に、呆気なく、問題解決することができる。
私の知り合いの週刊誌の風俗ライターはこのように言った。