セックスは快楽をもたらす。しかし、その快楽には深度が存在していて、自分が感じたのかどうかも分からないような浅い快楽もあれば、感動に打ち震えるような深い快楽もある。快楽とひとことで言っても、それは一様ではない。
同じ快楽を得るのであれば、もちろん誰もが「深い快楽」を得たいと考えるのは当然だ。だから、多くの人が「深い快楽」を求めて試行錯誤の旅に出る。
時間をかければ深い快楽が得られるはずだと考えて、長時間のセックスを追求する人もいる。刺激を強くすればいいはずだと考えて、サド・マゾのようなセックスを追求する人もいる。
あるいは、スリルを味わえばいいはずだと考えて、屋外でのセックスや、スワッピングのようなものを追求する人もいる。
いっそのことドラッグを使えばいいと考えて、覚醒剤やエクスタシーを使ったセックスを追求する人もいる。さらには、無理やりセックスを強制するのがいいのだと、レイプまがいの行為をする人すらもいる。
「深い快楽」というのは、いったいどこにあるのだろうか。それは、どうやって手に入れればいいのか。