「私が選ぶスカートは、どれもセクシーなものばかり。だって、いつも考えてるの、ちょっとイケナイことをね。友達と出かけるときは、いつも挑発的に振る舞うわ。変えることなんてできないわ。私は、セクシーで、ワルで、ビッチだから」
タイの歌手、ターター・ヤングは”Sexy, Naughty, Bitchy”というミニスカートで年頃の男たちを挑発する歌を大胆に歌って、大ヒットを飛ばしたことがあった。
ミニスカートは女性の性的な魅力を存分にアピールする。売春ビジネスの現場にいる女性は、みんなミニスカートだ。下着が見えそうで見えない一線に、男たちは否が応でもセックスを意識して欲情が刺激される。
そんな女たちを好む男もいる。しかし、世の中には、その真逆の反応を示す人たちも多い。
父親も母親も自分の娘がそんな格好をして歩いていたら激怒する。そして、街を歩いて「そんな女」を見つけたら、道徳に外れたふしだらで常識のない堕ちた女だと軽蔑する。
彼女が自分の娘ではなくても、「許せない」「叱り飛ばしたい」と考える。