東南アジアからインド圏は、今でもドラッグが蔓延する地域であり、今でも多くの外国人がドラッグ・ミュール(麻薬の運び人)にされて使い捨てにされている。
もちろん、日本人もドラッグの使用や密売で何人も東南アジアの刑務所に放り込まれている。
最近では森田裕貴という男がインドネシアの獄中で首を吊って自殺したのも記憶に新しい。
森田裕貴の自殺は日本ではまったく報道されていない。こうしたアウトローの事件はほぼ黙殺される。(森田裕貴。ドラッグで禁固19年の刑、獄中で首を吊って自殺)
この男の他にも、タイでは2015年10月24日に覚醒剤を所持していた日本人が4人逮捕されている事件もあった。
彼らは暴力団の関係者で、タイ女性を使って日本に覚醒剤を運ばせていたとも言われている。ドラッグ・ミュールの元締めだったのだ。
東南アジアのハブは、事実上タイである。このタイは1970年代から大量のドラッグが流通して、ここから全世界に流れる状況下にあった。