◆売春地帯で生まれたポールダンスは競技となって進化した

NO IMAGE

タイやフィリピンの売春地帯で設置されているゴーゴーバーでは、ビキニや半裸の女性がポール(垂直の棒)を回転しながら踊り狂っているが、このスタイルはアメリカのストリップ・クラブが東南アジアに移植されたものだ。

このカウンターで、ポールを回転しながら踊るスタイルを「ポール・ダンス」と言うが、それは特に何か専門性が必要なわけではない。つまり、女性はダンスは踊れなくてもいい。

ただ、ポールにつかまって、セクシーなポーズを時折取れば、それが「ポール・ダンス」というものになるので、何か特別なスキルは必要なかったのだ。

男たちは「ダンス」を見に来ているのではなく、女性の身体を見に来ているのであって、売春地帯の目的からしたらダンスのうまい下手など、まったく何の意味もなかったのである。

しかし、このポール・ダンスは、やがて売春地帯から一般社会に波及していき、今やこれ自体がひとつの「ダンス」として注目されるようになっている。

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について

ブラックアジア会員登録はこちら

CTA-IMAGE ブラックアジアでは有料会員を募集しています。表記事を読んで関心を持たれた方は、よりディープな世界へお越し下さい。膨大な過去記事、新着記事がすべて読めます。売春、暴力、殺人、狂気。決して表に出てこない社会の強烈なアンダーグラウンドがあります。

会員制カテゴリの最新記事