いつの時代でも、どこの国でも、女性の胸の大きさにこだわる男は山ほどいる。そして、女性もまたそれを時代の流れから敏感に感じ取っていて、思いつめた女性ほど豊胸手術に向かったりする。
メディア時代となって「見た目」が重要になっていくと、その傾向にはますます拍車がかかり、今や女性の容姿の悩みの中で「バストが小さい」は常に上位に来るものとなっている。
男が「別に胸にはこだわらない」と言っても無駄だ。女性は常に他の女性と自分を較べる本能があり、胸の大きさは目立つ比較対象だからだ。
しかし、現代は「テクニック」の時代である。
どのみち、人は全裸で歩くわけではないので、服を着た状態で胸が大きく見えれば、それである程度の目的を達することが可能だ。胸の大きさが性的アピールになる欧米では「ブーブ・トリック」と言って、いかにボリュームアップをするかという方法論が、女性たちによって考案されてきた。
もう、男にはまったく分からないし、見抜けない。