◆どんどん豊かになっていくタイで危惧される自殺の増加

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閲覧注意
2014年9月11日、タイのサムットプラーカーン県にあるワニ園(クロコダイル・ファーム)でタイ人女性が池に飛び込んでワニに噛まれて死ぬという事件があった。自殺だった。

実はタイでワニ園に飛び込んで死ぬという自殺は何度も起きていて、珍しいものではない。日本にはワニが珍しいので、こんな自殺を考える人はほとんどいない。

しかし東南アジアでは、ワニは珍しい動物ではない。2010年や2011年のタイ大洪水のときもワニが上昇した水位で逃げて大騒ぎになるような国だ。ワニに噛まれたらすぐ死ねると思う人も多い。

ワニはともかく、東南アジア全体で見るとタイも自殺が多い国であることはよく知られている。東南アジアで最も自殺率が高いのはシンガポールと言われているが、タイはその次に自殺率が高い。

どれほど多いのか。フィリピンは10万人中2.5人だがタイは12.0人なので、フィリピン人の4.8倍の自殺率である。フィリピンの約5倍。同じ東南アジアでも気質が違うのは、この自殺率を見ても分かる。

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