2020年は日本女性の2人に1人は50歳以上になる。さらに年代が高い女性がどんどん増えて若い女性がどんどん減っていく。さらに日本では婚姻率も下がっており、1970年代前半には10.0以上だった婚姻率は、2017年の人口動態統計では4.9と過去最低になってしまっている。
つまり、今の日本女性は高齢化し、単身世帯化しているということだ。これが意味するのは、女性は「自分ひとりで何とか稼がなければならなくなっている」という現実である。誰も助けてくれないのだ。
しかし、日本はまだ女性の賃金は男性に比べて低く抑えられており、女性は貧困化しやすい環境にある。単身世帯の女性の3人に1人は貧困であるという統計もあるのだが、これを見ても日本女性は今の社会でかなり苦しい生活を強いられているというのが分かる。
だから、日本のセックス産業は30代、40代、果ては50代の風俗嬢は当たり前になり、20代の女性よりも、むしろ30代から40代の女性が「主流」になるというのが見えてくるはずだ。
日本でこれから間違いなく増えるのは、どう考えても「高齢風俗嬢」である。年代の高い女性が圧倒的に増えて貧困化していくのだから当然だ。そして重要なことは、30代以上の風俗嬢には「需要がある」ということだ。