女性の胸はセックス・アピールの部位として重要な役割を果たしている。
胸の大きさで世間に与える印象や扱いが、ガラリと変わってしまう。それはある女性にとっては幸運なことであり、またある女性にとっては不幸なことである。
一般的に言えば、ほとんどの男は、ほどほどの大きさの胸があれば、それで構わないと思っている。
しかし一部の男は「大きな胸」にこだわり、メディアもまた写真映えのする「大きな胸」を持てはやす傾向にある。胸が大きければ大きいほど、セックス・アピール度が強いという捉え方になっていく。
胸の大小は生まれつきのものだ。かつては胸が小さければ100%あきらめなければならなかった。それは、努力して何とかなるものではなかったのだ。
しかし現代は違う。豊胸手術というものがある。誰でも、覚悟と手術代があれば、胸の大きさは自由自在に変えられる。その気になれば、誰もが驚くような巨大な乳房にすらすることが可能になる。
だが、豊胸手術は医学が発達した現代でもハイリスクであると言われており、手術を受けて逆に不幸になってしまう女性も少なくない。いったいなぜ、不幸になってしまうのか。