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2019年11月25日。タイの首都バンコクで、20歳の大学生が自分の母親を殺してバラバラにしていたのが発覚して、その場で頭を撃って自殺するという事件が起きていた。この20歳の大学生は鬱病を発症して精神科医に通院していた。
母親が殺されたのは、その前日24日だったと推測されている。
母親の友人が、24日の夜から母親に何度も連絡を入れるのだが返事がこないので、不審に思って翌日になってその家を訪ねて行った。すると、憔悴した息子が出てきて「母親はいない」「中に入らないで欲しい」と懇願した。
何かおかしいと思ったその友人は、息子の懇願を振り切って家の中に入り、母親を探したのだが、見つからなかった。しかし、何気なく冷蔵庫を開けたら、バラバラになった肉片が詰められていたのだった。
死体が見つかったと分かった20歳の大学生は、その場で拳銃を取り出して自分の頭を撃って自殺した。母親の友人は絶叫して表に飛び出して助けを呼び、このバラバラ殺人は一瞬にしてニュースになってタイ全土を駆け巡ったのだった。
息子と母親の間に何があったのか、どうして殺人に至ったのかは分かっていない。
しかし、この息子は母親の遺体をバラバラにして少しずつトイレに肉を流している最中で、殺人の痕跡を何とか消そうとしていたことは分かっている。