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タイ中部のサラブリ県ケンコイ市に住むジャララット・トワンナは1989年11月12日生まれの27歳で、教師の仕事をしていた。小学5年生を担当していた。
美しいだけでなく、とても優しい性格で、多くの人に愛されていたという。生徒からも、同僚からも愛され、ボーイスカウトのような活動も積極的に行っていた。
2016年7月2日、彼女は殺された。
就寝中に忍び込んできたひとりの男に激しくレイプされ、しかも包丁で首がほとんど胴体から切り離されるのではないかと思われるほど傷つけられていた。その死の姿は衝撃的なものがあった。
彼女の遺体が発見されたのは翌朝だった。すぐに警察が呼ばれて捜査網が敷かれたのだが、警察が最初にしたのは不審な外国人を捜索することだった。
このあたりは、ミャンマー、ラオス、カンボジアの労働者が多く潜り込んでいたからだ。警察はこの中で、2人の不審なカンボジア人の身柄を確保した。
この男たちは当日の夜、現場付近をうろついていたのが目撃証言で上がっていた。ところが尋問の結果、事件とは無関係であることが判明した。