閲覧注意
すでに日本では「家族」という形態が崩壊しつつあると言っても過言ではない。日本では単独世帯が爆発的に増加しており、いまや日本人の3分の1以上が単独世帯であるのを見てもそれが分かる。
単独世帯は要するに「ひとり暮らし」のことを指す。
若者が結婚しなくなったのと、離婚と、高齢層がパートナーを失うのが同時並行で起きていることに単独世帯増加の原因がある。あと20年もすると、国民の約4割は単独世帯になると予測されている。
単独世帯が増えると同時に問題になっているのが「孤独死」だ。
ひとり暮らしの人が家の中で倒れたら、誰も助けてくれる人はいない。早期発見されたら助かるケースも、ひとり暮らしでは助からない。そして、誰にも知られずに、ひっそりと死んでいくことになる。
そして、悪いことに「ひとり暮らし」では、死んですぐに発見されるわけではないということだ。死んだことを誰にも知られないまま、数週間、数ヶ月、場合によっては数年も放置されるケースもある。