2015年11月30日、会員数800万人を誇ると言われている日本国内大手の出会い系サイトである「ハッピーメール」の運営会社の社長と幹部が逮捕されるという事件があった。
日本ではストリート売春がほとんど行われておらず、素人の女性が売春をする場合は、「出会い系サイト」を利用して客を見つけるのが一般的だ。
出会い系サイトと言っても、日本では零細サイトも合わせて数十万サイトはあると言われている。
その中でも大手と言えるのは「PCMAX」「ワクワクメール」「ハッピーメール」の3社である。「ハッピーメール」に問題があった今も、この構図は特に変わっていないようだ。
ところで、この3社の中でも売春をしたい素人の女性たちや、売春ビジネスをしている業者が好んで使っていたのが「ハッピーメール」だったと言われている。
なぜか。ハッピーメールは大手3社の中で、売春ビジネスに対する排除が最も弱かったからという理由があったようだ。
日本では建前ではあったとしても、売春ビジネスを禁止しており、出会い系サイトでも売春のやり取りは認められていない。こうした書き込みがあれば、サイト管理者はただちに削除しなければならないことになっている。