ツイッターは動画もアップできるので、たまに「炎上」目的で動画をアップする人もいる。「炎上」というのは、今ではすっかりお馴染みの言葉になったが、過激な言動で世間を騒がせることを指す。
日本でも、意図的に自分の言動で視聴者に不快感を与えさせて「炎上」させる人が大勢いる。過激な発言でそれをする人もいるし、法律違反か違反すれすれの過激な反社会的行為で「それ」をする人もいる。
物議を醸すだけでなく、通報されて逮捕されるような人も多い。
「東京駅で通り魔殺人をする」と発言して逮捕された23歳の女性、自分の1歳の子供の顔に落書きした19歳の母親、熊本地震で「ライオンが放たれた」とデマを流した20歳の男。あるいは自分の裸をアップし続けた14歳の少女。どれもが彼らの思惑通り、大炎上して逮捕された。
ひんしゅくを買っても炎上させたいと思う人は多い。国外でもそうだ。
アメリカのあるセックスワーカーもそうだった。「彼女」の炎上は規模が凄まじかった。自分の上げた「たった12秒の下劣な動画」で目的通りに世間を炎上させ、動画が新聞にも取り上げられ、約693万人にものぼる人が視聴したのである。