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南米の治安悪化が止まらない。ベネズエラはすでに経済悪化で国家は崩壊したも同然の有様と化し、ベネズエラの治安は世界でも最悪の状況と化した。
そして、数年前から政治的混乱が続いていて、とうとうジルマ・ルセフ大統領を弾劾裁判で罷免してしまったブラジルもまた凄まじい治安悪化に揺れている。
この国はリオ・オリンピックを何とか乗り切ったが、オリンピックによって財政赤字はより深刻化してしまい、すでにリオデジャネイロは公務員の給料すらも払えない状態で、行政はほぼ停止している。
そもそも、オリンピック前から警察官や消防隊員の給料が支払われていないので、警察官が空港で「地獄へようこそ。給料が支払われていないので、リオに来る人は安全ではない」と抗議デモを行ったことで話題になった。
あれから「事態はさらに悪化した」のだが、もうオリンピックも終わったので、世界はブラジルに関心を失っており、もはや放置状態である。
そして、どうなったのか。今、ブラジルはシリアよりも殺人犠牲者が多い最悪の無法地帯と化してしまったのである。戦場でもないのに、殺人犠牲者がシリアよりも多いのだから、尋常ではないことが分かるはずだ。