イギリスの現在のロンドン市長はサディク・カーンだ。彼の父親はイギリスに渡ってバスの運転手をして暮らしていたのだが、貧しい家の子供がイギリスで弁護士になり、議員になり、そして市長にまで上り詰めた。
貧しい移民の大半は貧しいままで終わるのだが、サディク・カーンのように成り上がる人たちは「一部」に存在する。
たとえば、サディク・カーンとは別の「成り上がり」をしたパキスタン女性がいる。彼女が売りにしたのは頭脳でも学歴でもない。自分の肉体だ。
彼女はパキスタン人の夫とイギリスに移民した。彼女の名前はアロージュ。パキスタン風の発音で言うと、「ロ」の部分は巻き舌で言わなければならない。彼女には娘がひとりいた。娘の名前はファラ。
イギリスという国に慣れると、アロージュはうだつの上がらないパキスタン人の夫を捨てた。そして、娘を育てながら自分の「美貌」を売りにしてイギリス人の裕福な男たちに近づいて、ついに金持ちのひとりと結婚した。
そして、この裕福なイギリス人の男と共に高級ホテル、パーティー三昧の暮らしをするようになっていた。
娘はどうだったのか。娘は母親に似て美しい美貌を持っていたが、やはりその美貌を売りにしてインターネットで「カム売春婦」として稼いでいた。最近、この美しき母娘はイギリスとパキスタンで一躍有名になった。なぜか。
母娘の剥き出しの写真が同時流出したからだ。