◆町田ラブホテル街でストリート売春している中国人女性が腕を離さなかった

◆町田ラブホテル街でストリート売春している中国人女性が腕を離さなかった

東京都と神奈川県の境目にあって、かろうじて東京都側に属しているのが町田なのだが、この町田は私にとってはとても思い入れのある地である。

戦後、今のラブホテル街界隈は青線地帯だったのだが、それがやがて「ちょんの間」として機能していくことになる。そして、1980年代以後から東南アジアの女性たちが日本女性と入れ替わるように売春をするようになり、それが2004年まで存在していたのである。

多くのタイ女性が小料理屋に模した置屋で売春をしていたが、私はこの町田のちょんの間の雰囲気が好きで、東南アジアから日本に戻った時は足繁くここに通っていた。

彼女たちについては、ブラックアジア的小説として『町田・青線地帯/グッドナイト・アイリーン』でまとめている。

この書籍は2つの別個の小説なのだが、『町田・青線地帯』については、日本人を激しく憎みながらも売春をしているチュンメイという名の台湾人女性が主人公で、『グッドナイト・アイリーン』はタイから来た非常に魅力的だった女性が主人公である。

もちろん、どちらも実在のモデルがいて私が関わった女性たちなのだが、2004年にここが大火事になってから、ちょんの間は全部まとめて閉鎖されて今はもうただの一軒すらも残っていない。

しかし今も懐かしくて、たまに用事があって神奈川県に行ったりすると、何とかして町田に行ってはラブホテル街を散策している。ちょうど先日も相模原市に行く用事ができたので、夜の9時過ぎに町田のラブホテル街をうろついてみることにした。

恐らく、誰かが立っていると思ったのだが、果たしてどうだったのか?

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