ほんの20年ほど前まで、インド映画ではキスシーンなど絶対に許されず、女性がヌードになって外国のアダルト雑誌にでも載ろうなら、国中の男たちが「インドを穢した!」と大炎上したくらい性的にアクティブな女性には厳しかった。
ところが、10年ほど前からインドでも普通に女性が自撮りで際どい写真を上げるようになっていき、時にはヌードすれすれの写真まで上がるようになっている。Instagramでもインド女性が扇情的なポーズで男たちを悩殺している。
時代は変わったのだ。
ところで、インドの隣のパキスタンはイスラム教ということもあって、インドよりもより厳しい締めつけが現在も続いていて、女性たちは抑圧されているように見える。今も社会全体で見ると、かなり性的な面では厳しく女性を律している。
そのパキスタンでは妻が不倫したり、結婚前に娘が誰かと付き合って処女を喪失するようなことをすると、それこそ顔面を叩き壊されたり、名誉殺人で殺されたりするような国なのである。
「名誉殺人」というのは、ふしだらな妻や娘を家族が一族の名誉をかけて殺して始末するものである。この場合、妻や娘を殺した家族は「家族の名誉を守った」として社会から称賛される。
殺されなくても、鼻や耳や舌を削がれて眼球を潰されたりするのだから、凄まじい暴力が振るわれることもある。実際に不倫していなくても、疑われただけでもそうなることがある。(浮気を疑われ、鼻と耳と舌を削がれ、眼球を潰された女性)
それくらいパキスタンは家長主義の強い国で、「この国は女の地獄である」とも言われていた。ところが、である。このパキスタンもまた急激に時代が変わりつつあって、女性が扇情的な姿をインターネットにさらけ出すようになっているのである。
かつてのパキスタンを知っている人間から見ると驚天動地の変化である。かくして、私たちは美しいパキスタンの女性を見ることができるようになった。モデルの女性から素人の女性まで、パキスタン女性の扇情的な写真で満ち溢れている。