私はかつてブータンという国に一度も関心を払ったこともなければ行きたいと思ったこともなかった。
ブータンはそれなりの問題を抱えながらも実はとても平和に暮らす国であり、そういった国はどうしても私の興味の対象になりにくい。
大きな暴力や、混乱や、問題を抱えている崩壊国家でないとその国に関心が持てないような人間にはブータンはそれほど食指の動く国ではない。
しかし今日、私はブータン国王ジグミ・ケサル陛下のスピーチを聞いて、小さな仏教徒の国ブータンに対して純粋な関心を覚えた。自分の中にブータンという国が印象づけられた日として、ここに国王のスピートと共に記録しておきたい。
コメントを書く