◆日本人が海外に出て最も巻き込まれやすいトラブルは何か

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現在の法務省入国管理局「日本人出国者数」の最新の統計は2013年のものだが、これを見ると2013年に日本を出国した者は1747万人となっている。

これだけの旅行者が海外に出るのだから、海外でトラブルに巻き込まれることも多い。

航空事故、船舶事故、列車事故、レジャー事故、登山事故、水難事故、交通事故、自然災害、暴動、テロ、殺人、強盗、傷害、詐欺……。

ありとあらゆる危機が旅行者を待ち受けている。

もしかしたら、あなたも旅行中に何かトラブルに巻き込まれたこともあるかもしれない。

ツアー旅行のようなものであれば、添乗員が面倒を見てくれて、安全第一で誘導してくれるのでトラブルに巻き込まれる可能性は低いが、これが個人旅行になるとそうはいかない。

個人は糸の切れた凧のように、険しい自然環境のところでも、治安の悪い貧困街でも、夜の歓楽街でも、気の赴くがままに行動するので、その旅はトラブル満載になる。

ありとあらゆるトラブルが降りかかると言ってもいい。私自身もそうだ。程度の軽い交通事故から、窃盗から、詐欺から、強盗まで、私の身にはいろんなことが起きた。

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