ある女性の腕に規則正しい切り傷がついているのを見たことがある。最初、それが何なのか分からなかった。傷は平行に、そして等間隔に付けられており、その傷が両腕に存在した。
インドネシアの女性だったので、それはタトゥーか何かのように、インドネシアでは流行っている皮膚のアクセサリーなのかと思った。
しかし、あとで私はそれが何か知ることになった。それは、リストカットの一種だったのだ。
私が見たそのインドネシアの女性はリスト(手首)の傷ではなかったので、アーム・カットというべきだが、それでもリストカットの一種には違いない。