2012年8月23日、中国北京である37歳の男性がタクシーに乗り込んで座ったところ、座席前方のポケットにあった注射器の針が足に突き刺さったという。
注射器の中には黄色く濁った液体が入っており、どうも精液だったようだ。
不安を感じたこの男性は、この注射器を持って感染予防センターに駆け込んで調査を依頼したところ、その注射器からHIV陽性の反応が出た。
つまり、タクシーに乗り込んだHIV患者がタクシーのポケットに自分の精液が入った注射針を乗客に刺さる角度で放置して、37歳の男性が被害に遭ったということになる。