2011年4月頃、タイにいたときに女性が部屋でテレビを見ていたのだが、それをのぞくとタイの歴史映画のようなものをやっていた。
途中からだったのだが、興味もなく目をやっていると、非常に雰囲気が本格的なばかりか、超絶的な格闘技のシーンなども出てきて、とうとう最後まで観てしまった。
観ると決めたものしか観ない私にしては珍しい経験で、印象に残る映画だった。
タイの舞踊を取り入れた格闘技で、私自身は主軸に据えられた格闘の場面よりも、その映画が醸し出している雰囲気にそそられて酔った。素晴らしい映像に見えた。
まさかタイのこの手の映画が日本で観られるはずもないと頑なに思っていたので、今までずっと知らなかったのだが、これは有名なアクション俳優(トニー・ジャー)が出てきている映画のシリーズだったと知った。
私が観たのは “Ong Bak3” というもので、日本では「マッハ参」という邦題が付けられていた。