閲覧注意
シリアでは激しい内戦が起きて、都市が次々と破壊され、虐殺が起きている。この中で、女性たちも爆撃の犠牲になったり、民兵にレイプされたりしている。
アサド派と、反アサド派。
シーア派と、スンニ派。
イスラム教徒と、キリスト教徒。
これらがすべて対立して、互いに相手の女性を殺したり、レイプしたりしているのである。この中で、あまり知られていないのが、シリアの中のキリスト教徒の窮状である。
シリアにキリスト教徒がいるのかといぶかる人も多いが、統計によるとシリアの人口の10%はキリスト教徒である。
実はシリアは国教を「イスラム教徒」とは定めていない。これは、アサド政権が世俗主義を掲げて、キリスト教も排斥しないでいたからだ。
しかし、2011年より内戦が激しくなった結果、シリアのキリスト教徒は、虐殺の標的になっているのである。特に女性は、レイプと虐殺の対象となった。そして、内戦に掻き消されているが、震撼すべき事件も起きている。