2013年6月、アメリカのグローバル主義を裏から強烈に後押ししているタイム誌が7月号の表紙として取り上げたのは、ミャンマーで反イスラムの活動をしているウィラトゥ師だった。
ウィラトゥ師の顔と共に、大文字で書かれていた言葉は、
“THE FACE OF BUDDHIST TERROR”(仏教徒テロの顔)
というものだった。要するに、タイム誌が言いたいのはこういうことだ。「ミャンマーで、仏教徒のテロリストが存在する。こんな顔をした男だ」
ミャンマーは以前から少数民族との衝突が繰り返されてきた国だ。少数民族カチン族とも軍事衝突を引き起こしている。
カレン族とも同様に血みどろの殺戮闘争をしており、少数民族がタイに密入国する現状がある。(ミャンマー密入国者のタイ進入経路と、深刻になる移民問題)
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