一夫一婦制こそが正しいライフスタイルというのは、全世界で共有された考え方になっている。
逆に言えば、それ以外の考え方を思いついたり、実践したりすると、それはいかなるものであっても、倫理に外れたものとして、激しく糾弾されるものになる。
浮気も、一夫一婦制から外れているので糾弾される。
乱交も、一夫一婦制から外れているので糾弾される。
売春も、一夫一婦制から外れているので糾弾される。
愛人も、一夫一婦制から外れているので糾弾される。
一夫一婦制の厳格な枠からはみ出した動きは認められないし、万一破ったときは、場合によっては殺されることもある。殺されなくても、社会的な制裁を受けて、人生がボロボロになってしまうだろう。
だから、タブーの中のタブーの「考え方」が、すべての女性から巧妙に隠されている。絶対に女性が気付いてはならない「考え方」とは何か。
それは「子宮の自由化」と呼んでもいいかもしれない。