◆日本でも家庭が荒み、家庭内暴力がここ10年うなぎ登りに

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アメリカン・フットボールのレイ・ライスという有名な選手が、エレベータ内で自分の妻を殴り倒す映像が流出した。

レイ・ライスは暴行罪で逮捕、起訴され、オバマ大統領も「女性を殴ることは真の男がやることではない」という声明を出す騒ぎになった。

実は、アメリカは家庭内暴力(ドメスティック・バイオレンス)には非常に厳しい態度を取っている。

アジアや中東では妻を殴るのは「当たり前」の文化を持つ国も多く、たとえば韓国では「女は3日殴らないとキツネになる」という風習もあったりして、妻を殴るのは「しつけである」と見なされる。

インドでも似たような風習があり、妻を殴る夫はそれほど珍しくない。また、アフガニスタンではムチで妻を殴りつけている男もいる。

中東でも状況は変わらず、カダフィ大佐の息子も下着モデルをしていた妻をパリで殴りつけて逮捕されていたが、パリでなければ単なる家庭の揉め事で終わっていただろう。この時、彼女は鼻の骨が折れていた。

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