危険ドラッグは2012年頃から日本で爆発的に流行していたが、吸引者の事件が目立つようになったのは2014年からだ。
法律で規制されたら成分をどんどん変化させていき、もはやそれを作っている業者ですら、それがどんな効用をもたらすのか分からない。
それをアルバイトで雇われた人間が、目分量で適当に作っていくので、成分も品質も分からないものが市場に出回っていく。
日本では今、ドラッグと言えば覚醒剤でもヘロインでもなく「危険ドラッグ」が主流となっている。
危険ドラッグが主流となったのは、覚醒剤やヘロインやマリファナが非常に強い規制がかかっており、これを忌避した使用者がなだれ込んでいるからだ。
危険ドラッグは今でこそ「危険ドラッグ」だが、以前は合法ドラッグだとか、脱法ドラッグという名が付いていた。だから、「合法なのだから、少しはいいだろう」と判断する20代から30代の人間が次々と手を出した。
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