◆貧困層の「甘さ」への渇望は尋常ではないほど高まっていく

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動物は食を楽しまない。動物は生きるために食べる。だから、野生動物は必要以上の過食をしない。

過食をして動けなくなると、自分がエサになるのだから、野生動物にとって太るというのは生命の危機なのである。

野生動物は大抵は食べるものが固定化している。一生、同じものを食べている。雑食であっても、美食のための雑食ではない。雑食も固定化された雑食だ。

人間も昔は野生動物に近かったかもしれない。しかし、現代人は違う。

現代人はただ「食べる」ことだけに満足しない。それが「おいしい」ことにこだわるのだ。「おいしい」ものであれば、それで過食して肥満になっていく。

ただ腹を膨らませればいいというわけではなく、美食でないとならないのである。つまり、現代人は「食べる」ことに楽しみがなければならないと考えているのが分かる。

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