車社会のアメリカでは路上売春は珍しいものではなく、生活苦に堕ちた女性が次々と路上に立ってストリート売春をする。
ミニスカートを履いてロード・サイドに立っている女性は、そのほとんどが金銭交渉できるとも言われている。
ニューヨーク南部、ペンシルベニア州フィラデルフィアでも、そうしたストリート売春をする女性たちが道脇に立っている。もちろん法律違反だが、ほぼ黙認されている。
彼女たちが立つ場所は、フィラデルフィアでは5ヶ所ほどあると言われている。その中で最も有名なのがアラゲイニー近辺のストリートである。
このアラゲイニーあたりは廃墟になった建物が放置されていたり、ゴミが散乱しているような貧困層の黒人居住地区と重なっているが、ここで白人、黒人問わず、多くの売春女性が白昼から男を誘っているという。
アメリカの郊外都市はどこでもそうだが、高い建物はほとんどなく、平面にただっ広く広がっており、男たちはここで車を流しながらストリート売春をする女たちをハントする。