◆コーンロウ。それは、女性の汲んでも汲んでも尽きない個性のひとつと思える

◆コーンロウ。それは、女性の汲んでも汲んでも尽きない個性のひとつと思える

コーンロウ(cornrow)という髪型がある。髪を細かく編んで作る髪型なのだが、黒人系の男女によく似合う髪型でもある。

コーンロウとよく似た髪型にドレッドヘアというものもある。(ブラックアジア:魅惑的でエキゾチックなドレッドヘアに裏側にあった秘密

どちらも髪を編んでロープのような髪型にするという点では同じなのだが、コーンロウは頭髪まで細かく織り込んでいくというところに違いがあるようだ。

最近、コムデギャルソンというファッションブランドが白人モデルにこのコーンロウのウィッグを付けさせてファッションショーを行って、「文化盗用ではないか」と批判されている。

コーンロウは黒人たちの象徴でもある。もし、コーンロウのモデルに服を着てもらいたかったのであれば、白人モデルではなく黒人モデルを使うべきだったのではないかというのがその理由だ。

最近、欧米では「ポリティカル・コレクトネス」の概念が広く行き渡っているのだが、ハリウッドでも原作の主人公の国籍や人種を変えて、たとえば東洋人の役を白人が演じるような行為を激しく批判したり、白人が芸者の格好をすることも文化盗用であると批判されるようになっている。

かつてアメリカには白人が顔を黒塗りにして黒人に扮して踊る芸があったのだが、こうしたものも早くから「文化盗用」と批判されて姿を消している。

コムデギャルソンに対する今回の批判から見ると、「コーンロウ」というのは黒人にアイデンティティがあって、それを侵すのは文化盗用という流れができあがりつつあるというのが分かる。

ところで。あなたはコーンロウの女性は好きだろうか?

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