久しぶりのフィリピンだったが、やはり1週間と言えども海外の空気を吸っていると、かつて旅から旅へとさまよっていた時代を思い出して懐かしい気持ちになる。
フィリピン・アンヘレスはずいぶん開発されて、ゴーゴー・バーも一見さんを効率よく回して集客する「バーのファストフード化」が見られた。
かつて、タイのパッポンが辿った道なのだが、観光客が増える以上は、そういった変化が起きるのも仕方がないのかもしれない。
それでも、フィリピン人の気質は変わっておらず、弾けるような明るさと、今を燃焼して生きる姿は健在で、「そうだ、これがフィリピンだった」と思い起こさせるのに充分だった。
それに触れただけでもフィリピンに来た甲斐があった。今回は雑感になるが、いくつか思いついたことを書いてみたい。