タイに行けば、売春地帯でもごく普通のストリートでも、たくさんのマッサージ店がある。東南アジアではどこの国でもマッサージ店が満ち溢れているが、マッサージと言えばタイの方が本場である。
何しろタイは古来より続く伝統的なマッサージがあって、今も施術者はたくさんいて、気軽にそれを試すことができる。
マッサージの種類も豊富だ。足の裏マッサージから、全身をほぐす古式マッサージ、あるいは売春地帯にある性的なマッサージもある。中には真面目な睾丸マッサージというものもある。
タイこそ、マッサージの本場なのである。
私はタイのマッサージはタイで受けるものだと考えていたので、日本では一度もタイ・マッサージを受けなかった。しかし最近、タイで古式マッサージを習得した日本女性から日本で本格的タイ・マッサージを受ける機会があった。
この女性のマッサージを終えて、私は「開眼」した。いったい今までのマッサージが何だったのかと思うほど、それは心地の良いものだった。
さらに私は初めて知ったことがあった。マッサージを終えたあと、深い尿意を感じてトイレに行ったのだが、そこで私の身体に異変があった。