アップルは2019年9月20日に、カメラ機能を進化させた「iPhone11 / Pro / Pro max」を発売している。
私は2年ごとに機種変更をしているのだが、今回は機種変更の年になっていたので、「iPhone11 Pro」に機種変更してみた。「iPhone11 Pro」は巷で話題になった機種だが、アップル初の三眼レンズである。
ひとつ余分に付いたレンズは「超広角レンズ」なので、今までにない広い画角のものが撮れる。この画角が欲しいがために、私は普通のiPhone11ではなく、「Pro」の方を選んだ。
私は今後、旅に出るときはインターネットで作業ができる環境を確保しつつ、極限まで身軽になりたいと思っているので、もはや旅に一眼レフを持っていかないことを決めて、できればスマートフォンとタブレットのみで簡潔したいと思っている。
かつて私は手ぶらに近い状況で旅をしていたのだが、インターネットから離れられないようになってから、ノートブック、一眼レフ、レンズ、スマートフォン、動画用のゴープロ、それらの備品等で荷物はどんどん重くなる一方だった。
この状態を何とかしたかった。(ブラックアジア:スマートフォンだけでよかった。今回はあまりにも余計な荷物を持ちすぎた)
レンズの小さいスマートフォン
というわけで、夜に強くなって、さらに広角レンズまで搭載した「iPhone11 Pro」は、断捨離にうってつけのスマートフォンに思えて、これを買うことに決めていた。
一眼レフで超広角レンズが必要であれば、レンズだけで何本か持っていかなければならなくなる。私はカメラマンになるつもりはないので、本当は一眼レフに複数のレンズなど持ち運ぶようなことはしたくない。
iPhone11 Proなら、小さなスマートフォンひとつですべてをこなせる。
もう私には iPhone 8 plus の画質ですらも「これで十分だ」と思うくらいのクオリティに達していると思っているので、それ以上の画質を提供してくれるのであれば何も言うことはない。
ただ、スマートフォンは誰もが指摘するように夜が極度に弱い。
スマートフォンはレンズが小さいために十分な光を得ることができず、「夜」になると画質が悪くならざるを得ないという宿命があった。
しかし、グーグルが先陣を切って、この問題にひとつの解決方法を叩きつけた。それがソフトウェア(人工知能)に最適な見た目になるように「塗り絵させる」という荒技だった。
そして、アップルも、iPhone11でグーグルに追いついてソフトウェアで「夜の弱さ」を克服することになった。もちろん、まだまだ画質的には一眼レフに敵わないというのは明らかだ。
しかし、いずれはソフトウェアが光学レンズを凌駕する日がくるかもしれない。まだまだ克服すべき点は多いかも知れない。しかし、ずっと一眼レフやコンデジが安泰であるとは思えない。(マネーボイス:キヤノンもニコンも業績悪化、iPhone11ほか最新技術が現状維持しか考えない日本企業を潰す=鈴木傾城)
そういうわけで、iPhone11 Proで「どこまで撮れるのか?」というのは、私にとって非常に大きな関心をそそるものだった。歓楽街が、歓楽街の輝きを増すのは「夜」である。
長らく夜行性で生きてきて、真夜中にストリートをうろうろしている人間にとって、その時間がきちんと撮れるというのは嬉しいことでもある。私はたまたま9月20日の発売と同時にiPhone11 Proを手に入れることができので、その後すぐに夜の新宿を撮ってみた。
よくよく考えてみれば、歓楽街は「夜」とは言えども、ネオンが爛々と輝いていて完全な薄暗い闇ではないのだが、それでも今までのスマートフォンはクオリティが落ちたのだ。
「iPhone11 Pro」では、どうだろうか。特に真剣に構えて撮ったわけではないが、こんな感じの写真が何気なく撮れている。フォトショップ等で画像の色加工も何もしていない「撮ったまま」の写真だ。
ブラックアジアの読者的にはどうだろうか?
あーびっくり。丁度昨日の夕方、仕事で西新宿歩いてたんですよ。御神酒所やステージの写真で、傾城さんと大体同じ時刻にニアミスしてたんだなあ、と判りました。ステージでは誰だか知らない歌手が30年前位に流行った『CHA CHA CHA 』なんか唄ってました。いやあ、お会い出来たらサイン頂きたかったなあ。びっくりです。
新宿はよく歩いています。西口はほとんど行かないのですが、たまに行くこともあります。遭遇率が高いと思われるのは夜の歌舞伎町の方です。読者の方とは、かなりニアミスしているかもしれませんね。
Iphone 11 proで撮影した、夜の新宿。。。
よくここまで進化したもんだ、と感心します。
ただ。
正直、ちょっと違和感はあります。特に、色合いや明るさに関して。
実際の風景を撮影した、というわけではなく、むしろ、「一般的に、人間の脳(視覚)は、こんなふうに感じているんだろうな」とマシンやAI が推測・判断した画像、という感じは、やはり、します。
写真には「鮮やかさ」「明るさ」だけでなく、「不鮮明さ」「暗さ」も、あっても良いと思います。特に、東南アジアの諸都市の繁華街の裏通りや色街にいる、売春婦や日雇い労働者やハイエナやホームレスといった、陽の当たらないところにいる、抑圧される側の人間の心の中の「ダークネス」「ブラックネス」を切り取るのなら、特に。
でも、やっぱり、「身軽さ」は捨てがたいしな。。悩みます。。
うちの両親(どっちも60後半。70近い)はかたくなにスマホを拒否してガラケーを使ってるんですが、何度言っても「これでええんや!」と言って聞きません。それでいてガラケーの使い方が分からんといって使い方を聞いてきます。頭の固いジジババはどんどん取り残されていくばっかしですね
細部まですごくくっきりはっきり映ってますね!視力が良ければ世界はこんなふうに見えているのかな(わたし、ド近眼で、両眼0.1無いですが昔から普段歩く時は眼鏡かけません、よく歩けるねと言われますが別に、て感じ•笑)
発色もよろしく、なんだろう、絵葉書みたい。
人物の輪郭がはっきりし過ぎて、背景画に合成で埋め込んだのか?という違和感はあります。
アナログレコードからCDに変わった時の音像の違和感と同じようなものでしょうか。
自分が使うことになるのか、検討してみたいと思います。
東京は若いギャルがたくさんいていいなと思いました。
そして、この場所はオシャレな人はいない感じですね。時間帯がそうなのか、そういう場所ではないのか。
…
という具合に、夜なのに人の姿もしっかり撮れている、ということですね。
ちなみに私はAndroidなのでGoogleカメラを使っていますが、肉眼で見るよりも明るく写真が撮れるので、かなりの驚きです。あまりに暗いと、撮れた写真もさすがにブレますが。
ところで、Googleカメラは、暗い場所で撮影する夜景モードだと、1~数秒の間カメラを動かさないで撮らなければならないのですが、iPhoneはどうなのでしょうか。
撮って出しの写真がここまでくると、スマホで何も困ることはないですよね。本気出したらどれだけ綺麗に撮れるのか。。
極度に暗いところでは、iPhoneも静止している必要があります。超望遠では夜景モードは効かないです。
返信感謝します。
やはり、静止が必要ですよね。いわゆる、シャッタースピードが遅くなる、ということだと思いますが。
それでも、出来る限りおかしくない写真にする技術がすごいですね。これからもどんどん進化していくのでしょう。
そうしたソフトのみの進化は、レンズやセンサーは関係ないので、アップデートだけで変わっていくことも、楽しみの一つですね。
ラスベガスの電飾がレンズの暗さをフラッシュでカバーする馬鹿チョンカメラでは撮れないので、わざわざ一眼レフカメラを買って撮影したことがあります。ズームレンズも買っていっちょ前のカメラマンを気取っていましたが、交換レンズ3本を揃えると重くて持ち運びに値を上げました。
当時はフィルムの時代でそれなりに満足する写真が取れて引き延ばしてパネルにしましたが、今回の写真を拝見すると同等以上に撮れています。
いやはや技術の進歩は素晴らしいもので、あんなに薄いスマートホンで暗い夜景が撮れるのなら大枚をはたいて買った一眼レフは何だったのでしょうか?考えようによればカメラ機能だけでこのスマートホンを買う価値がありそうです。
もはや時代遅れになったフィルムの一眼レフカメラは、どこに収納したか忘れてしまいましたが、、、、、(笑)。
餅は餅屋と言いますが、もはや餅屋コンデジの存在意義がなくなるレベルですね。
記録用の写真としては申し分ありません。
日本で購入されたんでしょうか。
マナーモードにしてもシャッター音はしますよね?
通常撮影と広角撮影を混ぜていると思いますが、可能であれば同じ画角で比較したいです。
シャッター音はすさまじく鳴りますね。
マナーモードにしても同じです。
何とかして欲しいですね。
私は香港版のiPhone6sを使っていますが、マナーモードにするとシャッター音しないんです。
無音アプリもありますが、正規アプリの使い易さには敵わないので重宝しています。
エクスパンシスの通販で購入しました。