整形手術にもいろいろあるのだが、容姿を整える手術の他に「膣縮小手術(膣壁形成術)」というのがあって、少なからずの女性が受けているようだ。
この手術は「膣のゆるみ」を改善するためのものだが、もともと体質的に膣がゆるい女性もいれば、出産が原因で膣がゆるくなってしまった女性もいる。出産によってはゆるんで広がってしまった膣壁が戻らなくなってしまったり、膣壁を構成する筋肉が断絶してしまったりする。
こうした女性たちの悩みを膣縮小手術は改善する。個人差や症状もあるが、日本ではだいたい相場的に60万円くらいかかる手術だ。
驚くほど高い手術代ではないが、決して安いものでもない。そのため、膣のゆるみを意識しながら放置する女性も当然いる。ゆるくても日常生活に支障がなければ、ほとんどの女性は放置するのは想像できる。
膣圧の強さや弱さは個人差もあるし、どこが標準であるかも分からない。そもそも、膣圧の強さや弱さは他人と比較できるものはないので、よほどの「ゆるさ」でない限り自覚症状がなくて当然なのかもしれない。
もし、それに気付くとしたらセックスの相手をした男だが、男もそれを女性に言うことはないだろう。女性を傷つけないためだ。