男と女は同じ人類であるにも関わらず、まったく違う感性を持っているので、「異性」というよりも「異人種」と言った方がいいのではないかと主張する人もいる。
まったく違うのに、「同じ人間」だと思うから混乱するので、いっそのこと、別の宇宙からやってきた「違う人種」だと思えば誤解がなくていい、というわけだ。
それほど互いに感性が違いすぎて、永遠に理解できないというのが男と女だ。
この男と女の感性の違いというのは、好む下着の違いにも現れていて、「女は男の感性を全然分かっていない」と主張している有名な作家もいる。
女性の下着と言えば、今や様々な色、スタイル、装飾があって、もう千差万別だ。どんな下着を選ぼうとそれは女性の勝手なのだが、この作家は「女性の下着選びはみんな間違っていて、そのどれもが男の感性に合致していない」と言う。
そして「男の感性に合わない下着を付けるから、男がみんな萎えてしまうのだ」と主張する。
アンダーグラウンドの男が女性の下着ごときで萎えるなど聞いたこともないので、これは表社会の男たち限定の話だと思われるが、この作家によると男を萎えさせる下着というものが確かにあるのだという。