奈良県であるカップルがマンションの屋上でで白昼堂々と性行為をしているのを通報されて逮捕された事件が2010年にあったのだが、この時にこのカップルの釈明はこうだった。
「太陽の光の下でする性行為が止められなかった」
このカップルはことあるごとに屋外セックスをしているのだが、見られるのを意図しているのではなく、ただ屋外で太陽の光を燦々と浴びて行うというシチュエーションがどうにもたまらなかったのだと言う。
屋外での性行為は他人に見られる確率も高く、道徳的にも問題があると言える。しかし、人には独特の「興奮してしまうシチュエーション」というのがあって、カップルでそのシチュエーションが一致したとき、暴走してしまうこともある。
「こんな状況が自分にとって一番興奮する」というのは、個人個人でみんな違う。
彼らのように白昼の太陽の下で行う性行為に興奮するという人もいれば、車の中で行う窮屈な性行為がたまらないという人もいる。あるいは、飛行機のトイレの中で「マイル・ハイ」をすることで興奮する人もいる。(マイル・ハイ・クラブ。それはカップルたちの憧れだった)
あなたは、どうだろうか。「こんなシチュエーションが興奮する」というものはないと思いながら意外にあるものだ。