芸能界で活躍していた坂口杏里という女性が借金で首が回らなくなってアダルトビデオに堕ちていった。
ところが、その問題のビデオが発売になると「デリケートゾーンの体毛が処理されていない」とひどく叩かれて、その叩かれ具合が逆に話題になるという奇妙な結果となった。
毛深いというのは別に本人の責任ではないのだが、少女のように無垢な肌を欲する男たちには文字通り「毛嫌い」されるポイントでもある。
髪の長い女性は好まれるのだが、それ以外の体毛が長い女性は嫌われる。
この傾向はすでにグローバルな美意識となって定着しており、欧米先進国のみならず、アジアでもアフリカでも南米でも、「体毛の薄い女性」の方が好まれる社会と化している。
そんなわけで女性もプレッシャーを感じるようになって、必死になって脱毛をするようになり、結果としてエステサロンが大儲けする産業になっていく。
逆にフェミニズムの方はこうした社会に反発を抱くようになって、あえてすね毛を剃らないと宣言したりして物議を醸すようになっている。(すね毛の処理をしない女性でも美しいと男は教育されていく)