2016年11月19日土曜日の午後4時、「井崎亮」という名前の22歳の日本人が殺された。
千葉県船橋市に住む一橋大学の学生で、今年2月から休学して世界一周旅行に回っていたという。来年2月に旅を終えるつもりだったとされている。
彼は途上国を中心に世界一周旅行に回っていたということだが、19日にコロンビアの首都メデジンに入ったばかりだった。
首都メデジンでは若い旅行者向けの安宿が多い地区に辿り着いたと言われている。そこに着いて、彼はまずは食料品を買うために街を歩いていたようだ。
ところが、すぐに二人組の強盗に襲われて、携帯電話とタブレットを奪われた。
どのような状況だったのかというのは記事によって微妙に違っている。共同通信社の記事では「二人組の強盗を追いかけて撃たれた」とある。
しかし、地元の新聞社の記事では追いかけたのではなく、「盗まれてすぐに強盗のひとりを捕まえたところを、もうひとりの強盗がいきなり彼に発砲した」と書かれている。