日本は「若い女性が夜になっても安心して歩ける」というほど治安が良い国なのだが、この感覚は国外で通用しない。
タイやシンガポールは治安が良いと言われ、歓楽街では多くの女性が出歩いているのだが、それでも普通の女性は無防備に出歩くことはない。レイプが蔓延しているからだ。
フィリピンになるとなおさら治安が悪くなって、歓楽街を外れたら男でも危険になる。これがインドともなると、もう女性どころか普通の男ですらも夜中に歩かない。
コルカタのような都市でも、夜の零時を過ぎた頃にふらふらと街を歩いていようものなら、かなり危険な人間に遭遇すると思った方がいい。
私は夜行性なので夜中に街をうろつくことが多いのだが、夜中にふらふらできるのは、国外ではタイの歓楽街くらいなものであると認識している。
若い女性が危険だというのは、いったいどのように危険なのだろうか。ストリートの危険さを知るには、実際に女性がどのように被害に遭っているのかを見た方が分かりやすい。
若い女性は真夜中も危険だし、ストリートで人通りが途絶える白昼の死角では昼間も危険だし、エレベータのひとりきりもやはり大きな危険がある。いくつかの映像を見てみよう。